秋山兄弟生家

　意外と松山市の中心部にある秋山兄弟の生家。敷地内には2人の立派な銅像があります。

　小説「坂の上の雲」にも描かれているとおり、秋山兄弟は1905年に日露戦争勝利の立役者であり、この勝利により、その後世界における日本の近代化が大きく前進することになります。

　秋山兄弟の生家。秋山家の生家はすでになくなっていましたが、2005年に復元されたそうで、中には秋山兄弟に関する資料が展示されています。

　敷地内には2009～2011年にＮＨＫで放送されたスペシャル大河ドラマ「坂の上の雲」のポスターが。

　おそらくこのドラマの放送に合わせてこの秋山兄弟生家も坂の上の雲ミュージアムも整備され、松山市が大きく再開発されたと思われます。

　敷地内にある秋山好古大将の騎馬像。こちらが兄で、日露戦争時は陸軍大将として当時世界最強と言われたロシア軍のコサック騎兵団を破り、「日本騎兵の父」と言われました。

　こちらは弟の秋山真之の胸像。日露戦争時は帝国海軍中将として参戦、激戦となった日本海海戦では連合艦隊総司令官・東郷平八郎らとともにロシア軍のバルチック艦隊を破り、日露戦争勝利を決定づけました。

　ただこの銅像、兄と違って胸像なのが残念です；

　生家敷地内の隅っこには秋山兄弟産湯の井戸もありました。