福澤諭吉が3つ目に住んだこの旧居は綺麗に残っており、その前には福澤諭吉に関する資料等がある福澤記念館があります。旧居を見る限りはそんなに貧しい感じはしませんが、実際はかなり貧しかったそうです。
また庭には「人事忙中有清閑」と書かれた碑もあります。これも諭吉の言葉で、「 忙しい中にも心の余裕をもち実りある人生を生きていくこと」という意味だそうです。
こちらは福澤記念館の1階にある福澤先生の胸像です。
また記念館の1階には諭吉先生を肖像に使用している1万円札が展示されています。
なお2004年に千円札が夏目漱石から野口英世、5千円札が新渡戸稲造から樋口一葉に変わった時、1万円札の福澤諭吉だけ変わらなかったのは、当時の総理大臣が慶応大出身だったからという噂があります。