備前堀は水戸駅から南東へ900mほどのところにある堀で、堀沿いには柳の木が並んでおり、きれいに整備されています。
備前堀はもともと水戸藩初代藩主・徳川頼房が灌漑用水と洪水防止のために築いたものだそうです。
備前堀に架かる橋に建てられている伊奈忠次郎像。徳川頼房はこの人に備前堀の構築を命じて造らせたそうです。
また近くには「江戸(水戸)街道宿場跡」と書かれた碑があります。水戸から江戸へ続く街道はこの辺りから始まっているそうです。
備前堀から東へ500mほど行ったところに、栗田寛という人の銅像があります。
この人は水戸に生まれた歴史学者で、昔は会沢正志斎や藤田東湖らに国学を学び、徳川光圀が編纂を始めた「大日本史」を最後に完成させた人物らしいです。