恵林寺は武田信玄の墓があるお寺として有名ですが、境内は結構大きくて立派で、綺麗な庭園もあります。
武田氏滅亡後、恵林寺は織田信長により焼き討ちにあいましたが、その後再建されたそうです。
恵林寺に入って進んでいくとある四脚門と言われる赤い門。家康が再建したものと言われ、重要文化財だそうです。
続いてある三門。織田氏の焼き討ちにあった際、当時の住職であった快川紹喜はこの三門の上で「安禅必ずしも山水を須いず、心頭を滅却すれば火も自ら涼し」と言いながら最期を迎えたそうで、この三門の両側にその言葉が掲げられています。
そして庫裡へ。庫裡の中は結構広く、「風林火山」と書かれた大きな屏風などがあります。
恵林寺境内の奥にある信玄公墓所。近くには武田家の家臣の供養塔もあります。
なお境内には柳沢吉保公の廟所もあります。柳沢吉保という人は江戸時代第5代将軍・徳川綱吉の側近で、武田家の血を継ぐ人物だそうで、霊廟の後ろには柳沢吉保公のお墓もあります。