東海道本線のJR岐阜駅。新幹線の駅・岐阜羽島駅はまた別の場所にありますが、県庁所在地の駅だけに結構大きい駅です。
またこのJR岐阜駅からちょっと北へ進んだところに、名鉄岐阜駅があります。
JR岐阜駅前。駅前の広場に何やら金色に光輝く人物の像が。
金色の像の正体は織田信長の銅像・・・いや金像?岐阜市は織田信長の居城であった岐阜城があるなど、織田信長とゆかりが深い場所です。派手好きな信長らしく、銃を持ち、金色にこの上なく光輝いています。
織田塚
JR岐阜駅から北へ1㎞ほど行った街中の建物の間に「織田塚」があります。
これは戦国時代初期の1533年に、当時岐阜城主であった斉藤道三と戦って敗れた信長の叔父・織田信康を含む織田軍を埋葬した場所だそうです。
織田塚から北へ1.5㎞ほど行くと東西に立派な参道が伸びており、その参道の先に1900年以上の歴史を持つと言われる井奈波(いなば)神社があります。
井奈波神社から北へ500mほど行ったところに、岐阜城を居城とした斉藤道三の菩提寺である常在寺があります。
常在寺から西へ100mほど行ったところに正法寺という寺があり、その中に「岐阜大仏」と呼ばれる大きな大仏が安置されています。
正法寺の中にある岐阜大仏。とても優しそうなお顔です。
常在寺・正法寺のある地域から北へ500mほどのところにある川原町には、古い和風の建物が軒を連ねた綺麗な通りが長良川まで続いています。
通りの先の長良川沿いには鵜飼の乗船場があります。
長良川は鵜を使って魚を獲る鵜飼の川として有名です。
長良川に架かる長良橋にはポケットパーク「鵜かがり」があり、鵜匠の銅像があります。ちなみに「鵜かがり」とは魚を集めるために焚く火のことだそうです。
川端康成ゆかりの地
また長良川沿いには川端康成ゆかりの地碑と、「篝火(かがりび)の像」と題した若い男女の銅像があります。川端康成の小説に岐阜やこの長良川を舞台にした「篝火」という作品があるらしく、「篝火の像」は主人公の2人を表しているそうです。