長崎湾から注ぐ中島川は、両側を石段と木に囲まれ、石の橋がたくさん架かる古き良き川沿いとなっており、その周辺は史跡も多くあります。
長崎電鉄の新大工町駅から近い中島川沿いに、幕末の写真家・上野彦馬が作った撮影局跡があります。ここで龍馬を撮影したと思われ、龍馬と同じポーズで写真を撮ることができます。
上野彦馬宅跡
上野撮影局跡の向かいには上野彦馬宅跡があります。
光永寺
長崎電鉄の公会堂駅から近い中島川沿いには、光永寺というお寺があり、ここに「福澤先生留学跡」碑があります。
中島川沿いを更に南下して歩いていくと、川に架かる石橋の中でも有名な眼鏡橋があり、眼鏡橋が近づくにつれ川沿いも公園ぽくなっていきます。
そして眼鏡橋。眼鏡橋は1634年に造られた日本最古の石橋だそうです。ちなみにこの下の川沿いの石積みのどこかにハート形の石があり、見つけると幸せになれるそうです。
近藤長次郎顕彰碑
眼鏡橋の近くに近藤長次郎顕彰碑があります。近藤長次郎は土佐藩出身の幕末の志士で、坂本龍馬とともに亀山社中を設立するなどしましたが、後に亀山社中の盟約書に違反したとしてこの近辺にある小曾根邸で自刃しました。
上野彦馬生誕地
龍馬の写真を撮った上野彦馬の生誕地もあります。台の上に乗ってる2人の銅像がかわいいです。
この銅像は、今はもう少し東のリハビリテーション病院の前に移動しているようです。
眼鏡橋からもう少し南下すると石橋エリアはおしまいで以降はコンクリートの橋になっていきますが、その境目から見る石橋エリアの最端の部分が趣があります。