長崎電鉄の公会堂前駅から東へ500mほどのところに幕末の龍馬率いる海援隊の拠点であった亀山社中跡と龍馬の銅像がある風頭公園があり、そこまでの上り道は龍馬通りと呼ばれています。
亀山社中跡
長崎に来た龍馬が商業で世界に出るべく海援隊の拠点として設立した亀山社中の跡。現在は記念館となっています。
龍馬のぶーつ
亀山社中の傍にある「龍馬のぶーつ」の銅像。はいからを好んだ龍馬は幕末当時ブーツも履いていたそうです。
若宮稲荷神社
亀山社中からもう少し行ったところにある若宮稲荷神社。ここには龍馬の小さい銅像があります。
境内にある龍馬の小さい銅像。ここから更に上ったところにある風頭公園に、この更に大きい版の龍馬像があります。
まだまだ続く龍馬通り。風頭公園までにはもう少しあり、結構な山道にもなってきます。
風頭公園
風頭公園へ。ちなみに写真は南側からの公園の入口です。
坂本龍馬像
風頭公園にある坂本龍馬像。龍馬像と言えば高知・桂浜の銅像が有名ですが、このブーツを履いて長崎の街を眺める龍馬も、長崎らしくて素敵です。傍には現在ソフトバンクがシンボルマークとしても使っている海援隊の旗印も風に靡いています。
「竜馬がゆく」文学碑
龍馬像の近くには、司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」の一節が刻まれた碑があります。『船が長崎の港内に入ったとき、竜馬は胸のおどるような思いをおさえかね、「長崎はわしの希望じゃ」と、陸奥陽之助にいった。「やがては日本回天の足場になる」ともいった。』と書かれています。
龍馬像の場所から見える長崎市街。山に沿って建つ家々や山間を這うように広がる海に浮かぶ船。長崎らしい景色が見られます。
上野彦馬の墓
龍馬像から公園を南に下ったところに、長崎で竜馬を撮った写真家・上野彦馬の墓があります。