大浦海岸通から孔子廟のあるあたりは山手と呼ばれる地域で、港町ならではの驕奢な洋風の建物も多いです。
写真は大浦海岸通りにある旧長崎英国領事館、長崎市べっ甲工芸館、旧香港上海銀行長崎支店記念館です。長崎市べっ甲工芸館は旧長崎税関だそうです。
旧長崎英国領事館の裏から山手に向かってオランダ坂と名付けられた坂が伸びており、その入り口に湊会所跡の碑が立っています。
湊会所は1859年の開国後に貿易の事務を行うために建てられた機関で、後に長崎税関となります。
オランダ坂通り沿いには東山手甲十三番館、ラッセル記念館、東山手洋風住宅群など、オシャレな洋風の建築物が並んでいます。ラッセル記念館とは、この近くにある活水女子大の創設者であるエリザベス・ラッセルという人の記念館だそうです。
東山手洋風住宅群から少し下ったところに、今度は中華風の建物である孔子廟があります。