草加駅は東武伊勢崎線の沿線にあります。草加は松尾芭蕉が奥の細道の旅で立ち寄った場所として有名です。
草加駅の東口に、テーブルで何やら作業をしている女性の銅像があります。これは「おせんさん」という方で、今や名物となっている草加せんべいをここで一番初めに作った人だそうです。
草加駅から少し東に歩くと日光街道が南北に走っており、そこには本陣跡の碑など、当時の宿場町の名残を見ることができます。
こちらは日光街道にある道路元標。千住町と越ヶ谷町までの距離が刻まれています。
こちらは日光街道沿いにある「おせん茶屋」と名付けられた休憩所です。
またせんべいの街・草加にはせんべい屋さんが多くあります。
そして日光街道を北上し49号線に出るところに、奥の細道で芭蕉に同行した弟子・河合曾良の銅像があります。芭蕉の銅像は全国にありますが、たまにこのようにして同行した弟子・河合曾良の銅像もあります。
また河合曾良像の反対側に、草加せんべい発祥の地碑があり、またその隣には「奥の細道」の碑もあります。
そして49号線を北上し伝右川を渡ると、札場河岸公園に着きます。ここに芭蕉の銅像があります。
札場河岸公園を綾瀬川に沿って北上すると、大きなアーチ状の矢立橋があります。今は49号線がメインですが、昔はこの綾瀬川沿いの矢立橋のある通りがまさに日光街道であり、芭蕉・曾良もここを通ったと思われます。
ここが昔の草加の日光街道です。この道は日本の道100選に選ばれているそうです。