下田公園界隈
下田公園
ペリーロードを東に行った先の海に突き出した小山に、下田公園があります。
下岡蓮杖翁之碑
下田公園の入口に、「下岡蓮杖翁之碑」があります。下岡蓮杖（しもおかれんじょう）というのは幕末から明治にかけて活躍した下田出身の写真家だそうで、幕末ハリスが下田に来航した際に、その通訳であるヒュースケンから本格的に写真を学んだそうです。
下田公園にある開国記念碑。
階段の上にある開国記念碑。中央に書かれている「開国記念碑」という文字は「内閣総理大臣 吉田茂」が書いたらしく、またその両隣にペリーとハリスのそれぞれの肖像画と言葉が刻まれています。ペリーの言葉は「余は平和の使節として比の地に来れり」ハリスの言葉は「私の使命はあらゆる点で友好的なものであった」と書かれており、前者はダグラス・マッカーサー元帥、後者はウィリアム・ジェー・シーボルトという米の外交官が選んだものだそうです。
開国記念碑の下にある碑には「日米修好の基礎は下田に於て築かれた」と刻まれています。
カーター大統領来日記念碑
カーター米大統領の来日記念碑。昭和年54年の東京サミットのために来日したカーター大統領が当時下田を訪れ、オープンカーでパレードも行ったそうです。
下田公園からの眺め。下田港が見渡せます。
鵜島城跡
ここ下田公園は、戦国時代に鵜島城（下田城）という城があったらしく、城は北条氏が建てた海城だったそうです。
