東京のセレブが遊ぶ街のイメージがあるギロッポンこと六本木。この界隈は大使館が多いこともあり外国人も多いです。
またこの界隈は2000年代に再開発され六本木ヒルズやミッドタウンなど大規模施設が次々とでき、一気に近代的な街となりました。
六本木交差点から外苑東通りを北へ200mほど行くと、東側に東京ミッドタウンと呼ばれる大きな複合商業施設があります。
この東京ミッドタウンは2007年に開業し、中にはブランド物のショップやサントリー美術館が入っていて、ミッドタウンタワーは都庁を抜き東京で一番高い建物らしいです。
東京ミッドタウンに隣接している檜町公園。ここは長州藩主毛利家下屋敷の跡地らしいです。
東京ミッドタウンから西へ200mほど行ったところにある国立新美術館。2007年に黒川紀章により設計されました。
なおここはもともと東京大学生産技術研究所の跡地であり、ここにあった旧歩兵第三連隊兵舎の一部が国立新美術館別館として使われています。
また六本木交差点から六本木通りを西へ400mほど行くと、六本木の象徴とも言える六本木ヒルズに辿り着きます。
六本木ヒルズは2003年に森ビルによって建てられ、当時は「ヒルズ族」という言葉もありました。
六本木ヒルズ内にはテレビ朝日本社があり、その前に毛利庭園と呼ばれるに日本庭園があります。
ここはもともと長府藩の初代藩主である毛利秀元の上屋敷があったことから、六本木ヒルズを建設した際にこの毛利庭園もつくられたそうです。
ちなみにこの上屋敷は忠臣蔵の一部の赤穂浪士が切腹したところでもあり、また1849年にはこの上屋敷で軍人・乃木希典が誕生しています。
乃木大将生誕の地碑
六本木ヒルズから319号線を隔てた東側に、国際文化会館といいう施設があります。この建物はロックフェラー財団などの出資により1955年に建てられ、過去には多くの海外の要人が訪れました。敷地内にある日本庭園も綺麗で、この庭園はもともとここに三菱財閥の4代目総帥・岩崎小弥太が住んでいた頃につくったものだそうです。