品川駅は品川区ちゃうんかいと突っ込れそうですが、実は品川駅は港区にあるらしいのでこちらに入れました(笑)
品川駅の西口からちょっと歩くとあるグランドプリンスホテル高輪。庭園がとても綺麗です。また敷地内には「貴賓館」という歴史ある優雅な洋館もあります。
貴賓館(旧竹田宮邸)
グランドプリンスホテル高輪には貴賓館という洋館もあります。これは旧宮家である竹田宮邸として1911年に片山東熊らによって建てられたそうです。
グランドプリンスホテル高輪から北へ300mほど行ったところに東禅寺という寺があります。
ここは幕末最初のイギリス公使館が置かれた寺だそうで、門の前には「最初のイギリス公使館跡」の碑が立っています。
泉岳寺から北へ400mほどのところに、忠臣蔵の大石内蔵助と赤穂浪士47義士ゆかりの泉岳寺があります。
大石良雄外十六人忠烈の跡
泉岳寺から北西へ300mほど行ったところに、大石良雄外十六人忠烈の跡の説明版があります。
ここは江戸時代細川邸があり、主の仇を討った大石内蔵助と赤穂浪士16人がここで切腹したそうです。
高輪大木戸跡
品川駅から第一京浜道路を北へ1㎞ほど行ったところに、うっそうと茂った木々の中に高輪大木戸跡という史跡が立っています。
大木戸というのは江戸時代にあった簡易な関所のことらしく、この高輪大木戸は東海道から江戸城内に入るための関所だったそうです。
東禅寺から北西へ250mほど行った高輪警察署前の交差点にシャレた建物があります。
これは高輪消防署の二本榎出張所らしく、1933年に建てられ、都の歴史的建造物に選定されています。
高輪消防署二本榎出張所から西へ100mほど行った国道1号線沿いに、お洒落で歴史ある建物のある明治学院大学の白金キャンパスがあります。
覚林寺
明治学院大学から北へ200mほど行ったところに覚林寺という寺があります。
この寺は戦国時代の武将であり熊本城主である加藤清正を祀っており、かつてこの地に肥後熊本藩細川家の中屋敷があったことからここに加藤清正を祀ったお寺ができたそうです。
明治学院大学の西側には、八芳園という広くて綺麗な庭園のある結婚式場があります。
ここはもともと徳川家康の家臣である大久保彦左衛門の屋敷があったところらしく、「四方八方どこから見ても美しい場所」であることから1950年にこの八芳園ができたらしいです。
その名のとおり敷地内にある庭園はとても上品で綺麗で清々しく、散策だけでも一見の価値ありです。
東京大学医科学研究所附属病院
八芳園から道路を隔てた西側に、東京大学医科学研究所附属病院があります。
ここにはもともと伝染病研究所があり、敷地内に今もある東京大学医科学研究所と東京大学医科学研究所附属病院の建物は歴史があり、重厚感があります。
東京大学医科学研究所附属病院の西側を走る外苑西通りは別名プラチナ通りと呼ばれており、お洒落で綺麗なレストランやショップが並ぶ白金を象徴する通りとなっています。
プラチナ通りの西側に、庭園美術館があります。
ここは文字通り広くて綺麗な庭園のある美術館ですが、もともと昔の宮家である朝香宮一家が住んでいた敷地だそうで、敷地にある白いアール・デコ調のかわいい建物はその旧朝香宮邸として使われていたものだそうです。
その後ここは外務大臣公邸や政府の迎賓館として使われ、1983年に今の庭園美術館として開園したそうです。