松代町の綺麗な街並みは、上田城で2度にわたって徳川軍を撃退した真田昌幸の長男・真田信之が松代藩主となった時にほぼ完成したそうで、街中の至る所で真田の家紋である六文銭が見られ、真田の街であることを実感できます。
松代町の中心部にある真田公園。園内には真田宝物館、旧真田邸といった真田家ゆかりの施設があります。
真田公園内に建っている銅像は恩田木工民親(おんだもくたみちか)という人で、松代藩第6代藩主・真田幸弘の時代に家老として松代藩財政の立て直しに尽力した人物だそうです。
旧真田邸の西側に、松代藩文武学校があります。この学校は学問と武道を学ぶ場として松代藩8代藩主・真田幸貫が水戸の弘道館にならって計画し、9代・真田幸教が完成させた藩校です。
真田公園から北へ100mも行くと、松代城跡があります。
真田公園から東に250mほど行ったところに、松代藩鐘楼があります。今の鐘楼は復元されたものですがもとは1624年に当時の松代藩主・真田信之が時刻を知らせるために建てたものだそうです。
ちなみにこの鐘楼の敷地内には「日本電信発祥の地」碑があります。何でもこの場所は1849年に佐久間象山が電信実験を成功させた場所でもあるそうです。
鐘楼からさらに東へ300mほど行ったところに、松代真田藩の菩提寺である長国寺があります。